こんにちはゆうです!
今回扁桃腺摘出手術を受けたのでその内容(手術の内容というより入院の内容メイン)を記事に残したいと思います。
これから扁桃腺摘出手術を受けようと思っている方の参考になればと思います。
入院する数ヶ月前
私は持病で腎炎を患っており、扁桃腺を摘出することで症状が改善した事例もあることを説明されました。
扁桃腺摘出が有効なお話は今までの先生からも聞いていたのでいずれはやることになるのかな程度と思って過ごしてきましたが、今回の先生は違くて
「扁桃腺とっちゃいましょう」
「耳鼻咽喉科に紹介状書くので受診してください」
...え? えーーーーーーーーーー!!!
急遽、扁桃腺を取ることが決定しました。
入院前受診
急な話から数日後、紹介状を持って耳鼻咽喉科を受診し、手術が正式に決定。
手術をする3週間前に再度、血液検査、レントゲン、心拍検査等の検査をしまして、問題ないようなら入院手続きという感じで入院の準備に入りました。
扁桃腺摘出手術は、手術前日から入院して、翌日手術、その後1週間安静に入院するというのが一般的みたいです。
入院初日
午前10時に入院受付をすることとなったのでいきました。入院に関する説明は3週間前に終わっているので様々な書類(手術の同意書等)の提出が主にやることで、そのまま入院病棟まで案内されました。
入院病棟では看護師さんがフロアについてや、入院中の過ごし方など説明してくれました。
通常すぐに病院ベッドに向かいますが、私の場合まだ前の患者さんが退院しておらず、それまで待合室みたいなところで待機。結構待たされました。
ようやくベッドの準備ができたみたいで、ベッドに行きました。
病院のベッドは固めなので腰とか痛くなりやすいかもしれないので、クッションみたいなのを持ち込むか看護師さんに頼んでタオルなどを用意してもらったほうがいいかもしれません。
病院ベッドの一番の特徴はリモコン操作で頭部分を傾けたり、足の部分を傾けたり、高さを調節することができます。
本を読む時に頭部分を傾けて座椅子みたいにすることもできるのでうまく使いこなしてください。
ベッドに到着して間もなく昼食が来ました。
病院食といえば薄味で...みたいなイメージがあると思いますが、最近ではそういうのも研究されて美味しく健康的な食事ができるようになってます。私の入院した病院も非常に美味しかったです。
ただ前もって言っておくと病院食を美味しく食べられるのは今日ぐらいです!
大事に味わって食べましょう!
食べ終わると明日の手術のために麻酔科に行きました。麻酔をして大丈夫か食べ物や薬のアレルギーがないかなど聞かれました。
麻酔科の問診も終わり、初日は特にもうやることなしです。
夕食を食べます!ちゃんとしたものを食べらるのはこれが最後、味わって食べましょう(笑)
消灯は21時、それまで自由なので歯を磨いたり、テレビを見たり、スマホいじったりでした。
入院2日目(手術日)
手術日は朝から何も食べられません。私は1番手で手術だったため10時開始でしたが、3番手、4番手になると昼過ぎとかになるので結構空腹がつらいかもしれません。
手術の時にはディスポパンツに履き替えます。ディスポパンツは私の場合院内のコンビニで買いましたが場合によっては店に行って買わないといけないかもしれません。
手術にはまず、車いすに乗って手術室まで行きます。
手術室に着いたら手術台に寝かされます。ドラマとかでよくみる手術室でした。
寝かされたまま心拍数を測る機械などを取り付けられました。酸素マスクも取り付けられ若干緊張してきました。
そして手術開始!
薬が注入され酸素マスクから変なにおいが、と思ったらだんだんと意識が遠のいていく感覚に......zzZ
はい、手術終了!
一瞬すぎて本当にびびりました。目が覚めたら終わってました。
最初はぼーっとした感覚でしたがだんだんた意識が戻ってきて同時に口内が痛くなってきました。そしてベッドのまま運ばれ自分が今どこにいるのかもわからないまま自室に到着、そのころには意識も十分回復していました。するとだんだんと体に異変が、この感覚、私には分かる。
あ、これ吐くな。
乗り物酔いしやすい人には分かると思いますが、おなかの中がもにょもにょする感じです。案の定10分後に吐きました。生まれて初めて大量に血を吐きました。普段あまり吐かない人も麻酔から覚めたばかりで頭がくらくらしているので気持ち悪くなりやすいみたいです。
とりあえず吐いてすっきりしました。
手術日は食べられないので我慢、というより食欲なくなるレベルでぐったりでした。
入院3日目
朝から最悪、のどが痛すぎるのよーーーーーー
先にいっておくとこの先の入院期間朝が一番地獄です。
昨日の麻酔が完全に覚めて、ただただ痛いやばい、扁桃腺腫れやすい人はその腫れの痛みがそのまま刺激していないのに痛む感覚を、そんなに腫れない人はのどに太い魚の骨が刺さり続けている感覚を想像してもらえればとお思います。激痛です。
つばを飲み込んだら死ぬほど痛いのでティッシュに出し続けながら朝食の時間を待ちます。もう一回起きたら痛すぎて寝ることができないです。
ようやく朝食の時間に痛み止めの飲み薬をのみます。ひとつは発酵乳みたいな味の白色の飲み薬、もうひとつはメロンみたいな味の水溶き片栗粉みたいにちょっとどろっとした緑色の飲み薬です。個人的にはメロン味が好みでした。
この飲み薬を飲むとあら不思議全然痛く無くな...らず、でもだいぶ楽になりました。そして大事な朝食です。びっくり!ご飯粒が見えないおかゆだ!例えるならまじでごはん味の水溶き片栗粉、多分これを通常時に出されたらちゃぶ台ひっくり返すレベルですが、このときは本当に1日ぶりの食事ということもあり美味しくいただきました。
のどの痛みは相変わらず痛いです。つばもできる限り飲み込みたくないという感じで正直手術してよかったとはまだこのころは全く思えませんでした。
入院4日~6日目
朝は変わらず死にそうになりながらつばをティッシュにしみこませる作戦で何とか過ごしていました。
この期間で重要なことは、のどをいかに傷つけないかです。この期間はのどにかさぶたができてきて修復するとはがれていくのですが、ここで誤って修復前の状態でかさぶたがはがれてしまうと、また治療に時間がかかってしまいますし、最悪の場合出血によって緊急手術なんてことにもなりかねません。
こう聞くと怖く聞こえますが先生から言われたのどを傷つけない方法は「肉や魚、固いものは避けて柔らかいものを食べる」です。これだけ守ればほとんどの場合退院予定日に退院できます。
私はたまに肉や魚を食べてしまったりしましたが問題なかったですが食べないようにしましょう。というよりのど痛すぎて食欲がガクンと落ちるのでそんなに心配はいらないかもしれません。
入院7日~9日目
朝は変わらず(ry
このころになると慣れなのか傷が治ってきているのか今まで程の痛みはなくなってきました(といっても激痛なことには変わらない)
9日目あたりに先生にのどの様子を見てもらいだいぶ良くなっていたら退院許可が下りるのではれて退院できます。
入院10日目(退院日)
朝は(ry
ようやく退院です。傷はどれくらい治っているのか分かりませんが手術直後よりは断然よくなってきました。各種手続きを終え退院です!
退院から1週間後
まだのどが痛いです。でもだいぶ傷がなくなってきているのが実感できるほど楽になりました。ただまだしょうゆが染みたりだとか熱いもの辛い物を避けるようにするなど普段の食事に戻るまではまだ時間がかかりそうです。あと水も飲むと鼻に逆流してきたりといろいろと大変です。
退院から2週間後
だいぶのどの痛みもほとんどなくなりました。先生もよくなっているといっていたのでほぼほぼ以前の生活に戻ることができた気がします。ただ辛い物など刺激物すぎるものは避けています。
退院から3週間後
痛みもなくなり以前の生活に戻りました。ただ相変わらず水の飲み方が下手で鼻に逆流してしまいます。でもここまでくればもう終わった感がします。
その後
退院してから1か月後のある日、風邪をひきました。体のだるさ、節々の痛みなど辛く、以前のようにのどに痛み始める前の違和感が襲いました。これからどんだけ痛くなるんだろう、これで痛みが以前と変わらなかったら手術する意味ないんじゃねとか考えていたのですが、なんと、この違和感だけでのどの症状は終わったのです。正直まだこの1回だけなので手術による成果なのか、たまたまのどの症状が弱かったのか判断しかねますが、今のところは手術してよかったと思っています。
まとめ
急な扁桃腺手術から辛い入院生活とさまざまなことを書かせていただきました。手術後の入院期間は想像を絶するほどつらかったですが、今の自分は手術してよかったと心の底から思っています。書きたいことはたくさんありましたが長々とだらだら書くのもあれなので端折った部分もあります。これから扁桃腺手術を行う方、行おうと思っている方に少しでも状況を伝えられてら嬉しいです。もしかしたら知りたい情報が抜けている場合もありますのでその場合はコメントで質問していただければお答えしていきたいと思っています。